漢詩四コマ劇場
漢詩(中国古典詩)を四コマ漫画で描いた作品を、200本以上掲載しています。
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「萍池」王維
2009/04/08 Wed.
漢詩:王維(盛唐)
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http://kanshiyonkoma.mangalog.com/Entry/192/
「萍池」王維
春池深且広
会待軽舟廻
靡靡
緑萍合
垂楊掃復開
王維(おうい)(701−761)作。
「萍池(へいち)」。春の池の風景。
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「終南山」王維
2009/01/27 Tue.
漢詩:王維(盛唐)
CM(0)
http://kanshiyonkoma.mangalog.com/Entry/163/
「終南山」王維
太乙近天都
連山到海隅
白雲廻望合
青靄入看無
分野中峰変
陰晴衆壑殊
欲投人処宿
隔水問樵夫
王維(おうい)(701−761)作。
終南山は、長安の東南にある山です。
「少年行」王維
2009/01/27 Tue.
漢詩:王維(盛唐)
CM(0)
http://kanshiyonkoma.mangalog.com/Entry/162/
「少年行」王維
新豐美酒斗十千
咸陽遊侠多少年
相逢意気為君飮
繋馬高楼垂柳辺
王維(おうい)(701−761)作。
「少年行(しょうねんこう)」、全四首の内の第一首。
「少年行」は
楽府題
。
これから気前よく、高いお酒を飲むのでしょうか。
「鳥鳴澗」王維
2009/01/20 Tue.
漢詩:王維(盛唐)
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http://kanshiyonkoma.mangalog.com/Entry/159/
「鳥鳴澗」王維
人閑桂花落
夜静春山空
月出驚山鳥
時鳴春澗中
王維(おうい)(701−761)作。
「皇甫嶽雲渓雑題(こうほがくうんけいざつだい)」五首の一、「鳥鳴澗(ちょうめいかん)」。雲渓の皇甫嶽にあった別荘の風景。「鳥鳴澗」の澗とは、谷川のことだそうです。
「田園楽 其五」王維
2009/01/19 Mon.
漢詩:王維(盛唐)
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http://kanshiyonkoma.mangalog.com/Entry/158/
「田園楽 其五」王維
山下孤烟遠村
天辺独樹高原
一瓢顔回陋巷
五柳先生対門
王維
(おうい)(701−761)作。
「田園楽(でんえんらく)」、七首連作の其の五。
顔回
は、孔子の弟子。五柳先生は、晋の
陶淵明
。
顔回が路地に住んでいそうな、陶淵明が真向かいに住んでいそうな、そんな田舎の風景でしょうか。
「田園楽 其六」王維
2009/01/18 Sun.
漢詩:王維(盛唐)
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http://kanshiyonkoma.mangalog.com/Entry/157/
「田園楽 其六」王維
桃紅復含宿雨
柳緑更帯春煙
花落家僮未掃
鶯啼山客猶眠
王維(おうい)作。
「田園楽(でんえんらく)」、七首連作の其の六。
「竹里館」王維
2008/07/11 Fri.
漢詩:王維(盛唐)
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http://kanshiyonkoma.mangalog.com/Entry/116/
「竹里館」王維
独坐幽篁裏
弾琴復長嘯
深林人不知
明月来相照
王維(おうい)(701−761)作。
「竹里館(ちくりかん)」。世俗を離れた静寂の世界。
「雑詩」王維
2008/07/07 Mon.
漢詩:王維(盛唐)
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http://kanshiyonkoma.mangalog.com/Entry/115/
「雑詩」王維
君自故郷来
応知故郷事
来日綺窓前
寒梅着花未
王維(おうい)(701−761)作。
「雑詩(ざつし)」、三首の内の第二首。梅花のことを聞きながら、故郷に残してきた妻の様子をたずねる。
「送別」王維
2008/05/14 Wed.
漢詩:王維(盛唐)
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http://kanshiyonkoma.mangalog.com/Entry/67/
「送別」王維
下馬飲君酒
問君何所之
君言不得意
帰臥南山睡
但去莫復問
白雲無尽時
王維(おうい)(701−761)作。
隠居生活に入る友人との別れ。
「鹿柴」王維
2008/05/14 Wed.
漢詩:王維(盛唐)
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http://kanshiyonkoma.mangalog.com/Entry/66/
「鹿柴」王維
空山不見人
但聞人語響
返景入深林
復照青苔上
「鹿柴(ろくさい)」。タイトルの鹿柴とは、鹿を飼う柵のことだそうです。
夕陽の光と、青苔の、短い間だけの、幻想的な出会い…。
正直言いまして、詩のイメージがあまりに美しすぎて、絵で描くのにためらっていた詩です。
「九月九日憶山東兄弟」王維
2008/05/12 Mon.
漢詩:王維(盛唐)
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http://kanshiyonkoma.mangalog.com/Entry/28/
「九月九日憶山東兄弟」王維
独在異郷為異客
毎逢佳節倍思親
遙知兄弟登高処
遍挿茱萸少一人
王維(おうい)(701−761)作。
「九月九日山東の兄弟を憶う(くがつここのか さんとうのけいていをおもう)」。
17歳、故郷を離れ、科挙(役人の試験)を受けるために長安の都にいた時の作。
「送元二使安西」王維
2008/05/12 Mon.
漢詩:王維(盛唐)
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http://kanshiyonkoma.mangalog.com/Entry/26/
「送元二使安西」王維
渭城朝雨浥軽塵
客舎青青柳色新
勧君更尽一杯酒
西出陽関無故人
王維(おうい)(701−761)作。
「元二の安西に使いするを送る(げんじのあんせいにつかいするをおくる)」。
酒と送別の名詩。
「君に勧む更に尽くせ一杯酒」は、名フレーズです。
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