http://kanshiyonkoma.mangalog.com/Entry/111/「贈別 其二」杜牧
多情却似総無情
唯覚
罇前笑不成
蝋燭有心還惜別
替人垂涙到天明
杜牧(とぼく)(803−853)作。
二首連作の、第二首。
其一は、花のつぼみのような13、14歳の妓女(若いですね…)の美しさをたたえ、揚州のどの妓楼にも君ほどの美女はいないよ、と歌っています。
つづく其二は、年若い愛妓との別れの酒席。
二人とも、大きな哀しみのために、心がまひしてしまったのか、かえって泣けず、笑えない。蝋燭が変わって涙を流してくれる。
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