http://kanshiyonkoma.mangalog.com/Entry/127/「美人」龔自珍
美人清妙遺九州
独居雲外之高楼
春来不学空房怨
但折梨花照暮愁
清の龔自珍(きょうじちん)(1792−1841)作。
地上世界で忘れられ、雲の上に独り住む美人…。
「美人」は、すぐれた男性を指す場合も多いようで、この詩も龔自珍自身の不遇と、胸の内の想いを詩に託しているという説もあるのですが、さすがに3・4コマ目を男性の姿では描けないので、暗喩として女性の姿で描きました。
九州は、中国の地を指す言葉です。
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