http://kanshiyonkoma.mangalog.com/Entry/151/「止酒」陶淵明
居止次城邑
逍遥自閑止
坐止高蔭下
歩止篳門裏
好味止園葵
大懽止稚子
平生不止酒
止酒情無喜
暮止不安寝
晨止不能起
日日欲止之
営衛止不理
徒知止不楽
未信止利己
始覚止為善
今朝真止矣
此従一止去
将止扶桑涘
清顏止宿容
奚止千万祀
東晋の陶淵明(陶潜)(とうえんめい(とうせん))(365−427)作。
「酒を止む(さけをやむ)」。各句に、「止」という字を入れて、色々な使い方をして作った、戯れの詩。遊びで作った詩で、陶淵明が、本当に、酒をやめたわけではない…という説が有力のようです。お酒はやめないですよね、陶淵明なら…。
※『陶淵明全集』(松枝茂夫・和田武司著、岩波文庫、1990)を、大いに参考にさせていただきました。
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