http://kanshiyonkoma.mangalog.com/Entry/171/「過華清宮絶句 其一」杜牧
長安廻望繍成堆
山頂千門次第開
一騎紅塵妃子笑
無人知是茘枝来
杜牧(とぼく)(803−852)作。
「華清宮に過る 絶句(かせいきゅうによぎる ぜっく)」、三首より、其の一。
南の果物、ライチーは
楊貴妃の好物。早馬で大急ぎで運ばないといけなかったそうです。詩には、ちょっと皮肉もはいっているようです。その微笑みは、傾国の美女の微笑み。
※『杜牧詩選』(松浦友久・植木久行編訳、岩波文庫、2004)を、おおいに参考にさせていただきました。
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