http://kanshiyonkoma.mangalog.com/Entry/198/「夏日題悟空上人院」杜荀鶴
三伏閉門披一衲
兼無松竹蔭房廊
安禅不必須山水
滅却心頭火亦涼
杜荀鶴(とじゅんかく)(846−907)作。
「夏日悟空上人の院に題す(かじつ ごくうしょうにんのいんにだいす)」。
心頭を滅却すれば火もまた涼し、のフレーズは、戦国時代、織田信長が甲斐を攻めた時に、禅僧快川が、燃えるお寺の中で、こう言って焼死した話も有名ですね…。
※『漢詩を読む 夏の詩100選』(石川忠久著、日本放送出版協会、1996)を参考にいたしました。
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