http://kanshiyonkoma.mangalog.com/Entry/21/「薤露」「蒿里」漢代の挽歌
「薤露」は、漢代、貴人の挽歌。
薤上露
何易晞
露晞明朝更復落
人死一去何時帰
「蒿里」は、漢代、士大夫・庶民の挽歌。
蒿里誰家地
聚斂魂魄無賢愚
鬼伯一何相催促
人命不得少踟躕
棺の載った車を、ひきながら歌われます。
なんとも暗い詩ではありますが、「いっそ不吉で縁起が良かろう」(by小野不由美『十二国記』)ということで…(苦笑)。
ちなみに、蒿里は、画像では冥土と意訳していますが、泰山の南にある山で、魂が集まるという山のことです。
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