http://kanshiyonkoma.mangalog.com/Entry/240/「祭猫」梅尭臣

自有五白猫
鼠不侵我書
今朝五白死
祭與飯與魚
送之于中河
呪爾非爾疎
昔爾齧一鼠
銜鳴遶庭除
欲使衆鼠驚
意將淸我廬
一從登舟來
舟中同屋居
糗糧雖甚薄
免食漏竊餘
此實爾有勤
有勤勝雞猪
世人重驅駕
謂不如馬驢
已矣莫復論
爲爾聊欷歔
北宋の
梅尭臣(ばいぎょうしん)(1002−1060)作。
「猫を祭る(ねこをまつる)」。可愛がっていた「五白」(※猫の名前)を悼む。
五白が実際にはどんな模様の猫だったかはわかりませんが、参考にした『中国名詩選 下』とWeb漢文大系さまの注釈を見まして、白いところが五つある猫にしました。
『中国名詩選 下』(松枝茂雄編、岩波文庫、1986)、および、サイト
「Web漢文大系」さまを参考にいたしました。
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