http://kanshiyonkoma.mangalog.com/Entry/53/「沈園」陸游
城上斜陽画角哀
沈園非復旧池台
傷心橋下春波緑
曽是驚鴻照影来
南宋を代表する詩人、
陸游(りくゆう)(1125−1210)の作。
かつて陸游は20歳の時に唐氏と結婚し、夫婦仲もよかったのですが、母親が嫁を気に入らずに離縁させられてしまい、お互い再婚します。
そして、31歳の時に、沈園(沈氏の庭園)で偶然にも彼女に再会。
その後、唐氏は若くして世を去ったのですが、陸游は75歳になっても、彼女の事が忘れられず、昔を思い出し、詩を作るのです…。
PR