http://kanshiyonkoma.mangalog.com/Entry/60/「題都城南荘」崔護
去年今日此門中
人面桃花相映紅
人名祇今何処去
桃花依旧笑春風
中唐の、崔護「題都城南荘」。
この詩には、フィクションかノンフィクションかは分かりませんが、物語があるそうで…。
作者の青年が、都の南で一軒の家で若い女性に水をもらい、一年後に再び家を訪ねると女性の姿はなかったので、門にこの詩を書いて立ち去った。
数日後、青年が行くと、この家でお葬式があり、女性は、1年前から物思いにふけっていたが、書き付けられた詩を見たとたん、恋の病なのか、床についてしまい、すぐに亡くなってしまったという…。
月や花は変わらないのに人は変わっていく…というのは、よく見かけますね…。
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